デジタルネットワークを強化する drupa preview が、好調な滑り出し


                                     2020-10-28

 

2020年10月27日(火)、デジタルサービス drupa preview は本格的なスタートを切った。1,900超もの関係者が、公開討論会やウェブセッションに視聴者として参加、基調講演の動画を通じて現在の課題に関する有益な情報を入手し、さらには出展者や業界関係者とオンラインでつながった。drupa preview の3本柱である“Exhibition Space”、“Conference Area”、そして“Networking Plaza”は、drupa の礎をデジタルに反映し、2021年4月にデュッセルドルフ見本市会場で行われる drupa 2021 に向け、情報交換の場としての機能を果たしていく。
 

世界的規模の感染症拡大は、この数か月にわたり、印刷産業にとって大きな課題であった。しかし、この難しい時期において、革新的製品を紹介し、顧客対象に到達する機会を提供する drupa preview は、重要な手段となりえる。出展・来場双方にとってこのことは、新たな始まりをまさに明確に示す。
 

『drupa preview もまた、メッセ・デュッセルドルフにとって特別な意味を持つ。というのは、厳しい時にあっても、業界が交流し、ネットワーク構築が可能な解決策を、提供できるからだ。実際の展示会開催を通じてだけではなく、バーチャルの場を新たに拡大することにより、国際的なコミュニケーション強化に注力している』と、メッセ・デュッセルドルフ常務取締役 E. ヴィーンカンプは、説明する。
 

『第1回 drupa preview day 開催後の、出展・来場双方からの反響は、非常に素晴らしかった』と話すのは、drupa 本部長 兼 印刷・メディア産業メッセ統括である S. ゲルダーマンだ。『drupa preview は、世界的規模で感染症が拡大している中において、定期的に顧客とコンタクトが取れる有益な基盤を提供し、業界内での継続的な意見交換の場を実現する。そのデジタルサービスは、われわれのカスタマーコミュニケーションを強めることを助け、これからの業界のトピックに焦点をあてる。来年4月にメッセが開催されることを確実にするため、両者の長所を完璧に融合させるような、ハイブリッドコンセプトを創出することが、われわれの今後の目標だ。』
 

およそ1,900もの関係者が drupa preview を活用した。ドイツ国外からの訪問割合は70%におよび、トップ5か国は、日本、インド、英国、オランダ、そしてドイツからの参加だった。ページビューが14,000を超えたことは、提供される内容に対する印刷産業の非常に高い関心度を強調するものだ。3本柱のひとつ Exhibition Space 内では、50か国およそ1,400もの出展者が、製品、ソリューション、応用を紹介した。
 

drupa preview day 開催後でも、関心をお持ちの皆さまが、紹介された内容を確認できるよう、全ての講演と動画は、drupa preview において、まもなくオンデマンドで視聴できる。ウェブセッションがライブ配信される drupa preview day は次回、2020年11月17日(火)に開催予定だ。
 

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